○課題名:「流出特性から見た崩壊・土石流の危険度判定に関する研究」

 降雨等に起因して発生する土砂崩壊等による土砂災害は、毎年900件程度発生しており、時として尊い人命が失われる事態となっている。このような土砂崩壊や土石流の発生に関して、渓流・河川からの土砂を含む流出特性からの知見を元に、どのような地質、地形、土地利用形態、降雨により、どのような箇所でどのような形態の崩壊が発生するおそれが高いかについて、下記の4地区においての研究を実施する。
 この研究により、流出特性の観点からどのような箇所について、安全対策がより求められるかを把握し、より効率的・効果的な施設整備の進め方や警戒避難体制の確立を計画的に実施することが期待される。
 加えて、どのような量・質の土砂流出があるのかが把握されることで、総合的な土砂管理の対応にも資するものである。

・流量(土砂混入率)の把握−洪水時のみでなく、通常時も含めた調査の実施−
・河床変動解析のための基礎情報としての河床材料調査
・土石流の発生危険度の判定方法およびその表現方法
・上記判定手法の精度向上のための調査および新たな観測手法に関する研究

共同研究参加予定機関
・関東地方整備局 富士川砂防事務所
・北陸地方整備局 神通川水系砂防事務所
・中部地方整備局 多治見砂防国道事務所
・四国地方整備局 四国山地砂防事務所